GOken blog

塾講師をしながら筋トレしてる奴のブログです。

3月11日

 

 

今でも鮮明に覚えている。

3月11日。

 

当時は学生。数学の授業だった。

地震が来ても全然焦らない数学の先生が、初めて焦った顔をした。

隣のクラスで授業をしていた英語の先生が、甲高い声で避難!避難しましょう!と言っていた記憶がある。

 

今まで避難訓練はあくまで「訓練」だった。

初めて避難をした。上履きのまま外にでて、先生から指示された通り、部活は無しで帰宅。

 

この時、正直やった!と思った。

買ったばかりのモンハンができるからだ笑

 

友達と約束をして、公民館でモンハンをやる約束をした。

よし!ゲームだ!

そう思って帰宅。

 

だが、テレビをみてそんなこと言っていられないと思った。

 

大きな津波

流される車

救助を待つ人

崩れた家

余震

 

軽く考えていた。

結局遊びに行かず、家で過ごした。

 

その日の夜は眠れなかった。怖くて。

もし埼玉で起こったら?

自分の家がつぶれたら?

死ぬのが自分や周りの人だったら?

 

そう思うと怖くて眠れない。

寝てる間に自信が起こっら死ぬ

そう思い込んでしまうのだ。

 

今でもテレビなどで見ると、その光景が頭に浮かんで眠れないときがある。

でも、自分でそうなら

 

現地の人はもっとだ。もっと怖いはずだ。

 

今でも大変な思いをしている人がいる。

自分は?自分たちは?

何ができるんだろうか。

お金の援助?ボランティア?

いや、

 

一番は忘れないことだと思う。

 

あの出来事を忘れずに

語り継ぐ。

これがこの世代としてできることであり、

先生としてするべきことだと思う。