【形なんてどうでもいい】2020修了式を終えて
昨日、オンライン上で中学部修了式を行った。
初めて行うことだから、どうなるかは分からない。生徒は来てくれるのか、想いは伝わるのか、例年の修了式とは形が違うからこその不安がたくさんあった。
でも、そんなの杞憂にすぎなかった。
始まってしまえば、いつもの修了式だ。画面越しであったとしても、目の前に生徒と保護者様がいる。真新しい高校の制服に身を包み、目の前にいた。
もうね
高校の制服を着ている姿を見るだけで感動
自分の高校の入学式で、保護者席で泣いている親御さんがいた。入学式で泣くか?なんて当時は思っていたし、変わってんな〜なんて思っていた。
これ、昨日の会の最中に思い出したんだけどね笑
変わってんな〜とか言っても、今なら分かる。強く共感する。
晴れ姿って、いいもんだ。
それが直であろうとも、画面越しだろうとも、そんなのはどうでもいい。
きちんとした姿勢で
きちんとした顔で
きちんと目を向けて話を聞く姿
対面となんら変わらない。
今年はオンラインだから
涙ってよりは、笑顔でいこう!
なんて思ってたけど
無理無理
生徒へのコメントをチェックしてるだけで泣いてたし(笑)
始まってからもずっーーーーと
涙が止まらなかった。
だって、
あんな小さかった生徒たちの身長が俺を超え
声も高くてかわいらしかったのが、今では低く大人のような声になり
勉強なんて二の次と言わんばかりに部活三昧だった生徒が誰よりも勉強に励み
自分に自信が持てなかった生徒が、勉強を通して言葉が変わり
素晴らしい顔して目の前にいる。
堪えられなかった。
門出を祝うのに、形なんてどうでもいい
想いがあれば、それでいい
想いが伝わっていれば、それでいいと思うんだ