マンネリは悪なのか?
「マンネリ」
「マンネリ」は「マンネリズム(mannerism)」の略で「新鮮味や独創性がないこと」という意味の言葉です。 もともと「マンネリズム(mannerism)」は芸術の分野で使われていた言葉ですが、今日では一般に広い意味で使われます。 「退屈する」や「飽きる」というような意味で使われることも多いです。
完全に悪い使い方だ。
マンネリしてきたから、新しいことをしないと。
マンネリを防がないと!
でもちょっと立ち止まって、見方を変えようか。
マンネリは悪なのか?
マンネリって言葉を使うからダメなんだ。
同じことを続けるのはダメなことなのか?
言葉を変えよう。
同じことを繰り返す。それを
継続、反復
と言い換えてみる。
どうだろう。イメージが変わるのではないか。
そこで、ひとつ疑問を投げかけたい。
マンネリという言葉を使い、継続することから、反復することから逃げてはいないだろうか?
もちろん、マンネリと感じてしまうような退屈なことを続けるのは意味がない。悪だ。
しかし、マンネリ防止を盾にして大事なことの反復、継続から逃げてはいないだろうか?
部活で、素振りやランニングの基礎練習を、やりたくないがためにマンネリを使っていないか?
勉強で、漢字や英単語、基本用語の勉強が嫌だからマンネリを使っていないか?
マンネリを良いように使うな。
徹底的に反復をする。
徹底的に継続をする。
徹底的にやり抜くんだ。