GOken blog

塾講師をしながら筋トレしてる奴のブログです。

【完成】令和2年度 埼玉県公立高校入試〜社会〜傾向と対策

 

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全体をみて、出題傾向に大きな変化は見られない。
問われる問題自体は目立って難しいということはないが、問題文、資料、地図の読み取りのミスによる減点の可能性が高い問題はいくつか見られた。

 

大問1 世界地理
問題や難易度に大きな変化は見られない。しかし、問1の問題で「二つ答えよ」など単発で答えられる問題でない形が増えてきている。知識の定着が必須。また、問5の資料読み取り問題は、「額」「割合」などの語の読み違いによるミスをしないように、日頃から練習が必要である。

 

大問2 日本地理
問1、問3ともに一問一答レベルの問題。こういう問題をいかに落とさないか。問4の問題のような農産物に関する問題は都道府県、農産物ごとにどこが多いのかを知っておくと正確かつスピーディーに解くことができる。問5の地形図の問題は「地図記号」「実際の距離」「方角」「標高」と問われるものは決まっている。対策がしやすい。

 

大問3 歴史古代~近世
問3のような世界のできごととの結びつきが近年見られる。問5の大名についての記述は細かな知識を問われ、少々手ごわかったかもしれない。用語に対して、自ら説明をくわえることができるか。大問3は特に細かな知識が必要になってきている。

 

大問4 歴史近代
並び替えの問題は易しめ。上位校を目指す生徒は取れていてほしい。注意として、並び替え問題は単体で対策するものではなく、歴史を勉強していく中で解けるようになるものである。正答率も低いこの問題に対策の時間をかけるのはもったいない。問5の日中共同声明は用語自体があまり頻出でないため難易度が比較的高いのと、こういった空欄補充問題は読解ミスでの減点の可能性がある(まとめの最後に日中平和友好条約があるにも関わらず、「国交正常化」のワードだけでそう答えてしまう)。

 

大問5 公民
範囲が広く、経済や国際社会の分野など学校によっては直前にやった単元もあり、理解が甘い部分があったのではないか。特にパリ協定は悩んだ受験生が多かったはず。記述は銀行の銀行、比例代表制と基本的であった。公民は学校によって進度が違うが、予習で進めていかないと今回のような範囲だとかなり苦労する。

 

大問6 総合問題
近年世界史分野の出題が増えている。内容も細かいので、しっかり対策が必要になる。

 

 

 

★今からしておくべきこと★

 

①一問一答で用語を身につける

そもそも言葉がわからないと解けません。だから最初は絶対にこれが必要不可欠。やってる最中、曖昧な言葉が出てくるかと思います。

そういう時は、その部分の教科書を読むのも必要です。一問一答と教科書は、受験勉強序盤の必須アイテム。

 

②学校の授業をきちんと受ける

これ当たり前じゃないか!って人もいると思うんですけど、全員できてる訳ではありません。感覚2割ですかね、できてるの。

きちんと、ですからね。

ノートとる、話を聞くなんて初歩中の初歩。

そこからさらにメモして聞いて質問してとか付加価値つけていくんですよ、きちんと。

 

 

 

さあ、来年の入試に向けての戦いは始まってます!今からできること、たくさんあります!

やるしかない!!

 

1年後に笑顔でいるために!!