想いをぶつける。
生徒との面談。
授業とはまた違った、熱い瞬間だ。
一対一で、面と向かって話す。
受験のあとや卒業後、
「あの時の面談で話してくれたことが…」
ということもたくさんあった。
毎回毎回が、勝負の瞬間だ。
前向きな言葉をかけることもあるし
厳しい言葉、事実を突きつけることもある
話をたっぷり聞くこともあるし
とくとくと話すこともある。
ときには生徒が涙し
ときには俺が涙する
それくらいの時間
偉そうな言い方だけど、
心の奥底から、この子を何とかしてあげたい!
そう思って向かい合う
だからこそ、想いが伝わるんじゃないか
表面上、取り繕った姿勢や言葉は
心の奥まで染み込んでこない。
生徒たちはそういうのに敏感だ。
取り繕う気はない。
お世辞なんかもいらない。
俺の心の奥までガバッと開いて
そのまま心をぶつける
心のままに、思い切りぶつかる。
生徒と向き合うってそういうことだと思うんだ
テクニックとか、そんなのじゃない
心の奥底から、ぶつかる
だから今日もぶつかる。
思い切りぶつかる。